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「床に黒い小さな粒が落ちている…ネズミのフン?」 「ネズミのフンの掃除ってどうすればいい?」 「触ってしまった…病気になる?」
ネズミのフンには複数の病原菌が含まれており、正しい方法で処理しないと感染症リスクがあります。また「掃除機で吸い取る」など、やりがちなNG行動が菌を拡散させる危険があります。
この記事では、ネズミのフンの見分け方・正しい掃除手順・NG行動・フンを見つけた後にやるべきことまで徹底解説します。
まず確認!本当にネズミのフン?見分け方
ネズミ3種のフンの特徴
| 種類 | 大きさ | 形・色 | よく見つかる場所 |
|---|---|---|---|
| クマネズミ | 6〜10mm | 不揃いな楕円形・茶色〜灰色 | 天井裏・高い棚の上・移動しながら散らばる |
| ドブネズミ | 10〜20mm | バナナ形・こげ茶〜灰色 | 水回り・床下・一か所にまとめて排泄 |
| ハツカネズミ | 4〜7mm | 細長い・茶色〜黒 | キッチン・食品の周辺 |
ゴキブリのフンとの見分け方: ゴキブリのフンは1〜2mmと非常に小さく、細長い形で光沢があります。ネズミのフンより明らかに小さいため、米粒大以上のフンはネズミの可能性が高いです。
フンを見つけたらまずやること2つ
① 写真を撮る
掃除する前に必ずスマホで写真を撮っておきましょう。フンの大きさ・形・場所が写真に残ることで、業者に依頼する際にネズミの種類や侵入経路の特定に役立ちます。
② 周囲にもフンがないか確認する
フンが見つかった場所の周辺・壁際・収納の奥・天井裏の入り口周辺をチェックします。フンが複数か所に散らばっている場合、ネズミが複数いる可能性があります。
ネズミのフンに含まれる病原菌
ネズミのフンには以下の病原菌が含まれています。
| 病気 | 感染経路 | 症状 |
|---|---|---|
| レプトスピラ症 | フン・尿→傷口・粘膜 | 発熱・筋肉痛・重症化で腎不全 |
| ハンタウイルス肺症候群 | フン・尿の粉末を吸引 | 致死率30〜40%の重篤な肺炎 |
| サルモネラ症 | フン汚染の食品を摂取 | 腹痛・下痢・嘔吐 |
| E型肝炎 | フン汚染の食品・水 | 急性肝不全のリスク |
| アレルギー性鼻炎 | フンの粉末を吸入 | 鼻水・くしゃみ・かゆみ |
特に乾燥したフンが粉末になって空気中に漂うと、吸い込むだけで感染リスクが高まります。
ネズミのフンの正しい掃除手順【7ステップ】
準備するもの
- マスク(N95推奨)
- 使い捨てゴム手袋(二重にするとより安全)
- ゴーグル・保護メガネ
- 消毒液(アルコール70%以上・または次亜塩素酸)
- キッチンペーパー・使い捨て雑巾
- ゴミ袋(二重にする)
STEP1:防護装備を完全に着用する
マスク・手袋・ゴーグルをすべて着用してから作業を開始します。絶対に素手・ノーマスクで作業しないでください。
STEP2:窓を開けて換気する
乾燥したフンの粉末が空気中に漂うリスクを下げるため、作業前に窓を開けて換気します。ただし風が強い日は菌が室内に舞い込む可能性があるため注意してください。
STEP3:消毒液をフン全体にスプレーする
掃除する前に必ず消毒液を吹きかけます。
フンに消毒液(アルコール70%以上)をたっぷりスプレーし、5〜10分放置して病原菌を不活化させます。フンが落ちている場所だけでなく、周辺の床・壁にも広めに散布してください。
STEP4:キッチンペーパーでフンを取り除く
消毒液が浸透したら、キッチンペーパーでフンを包み込むように拭き取ります。
ポイント:
- こすらず包み込むように取り除く
- 使ったキッチンペーパーはすぐにゴミ袋に入れる
- 1枚で広範囲を拭き取らない(都度新しいものを使う)
STEP5:再度消毒液で拭き取る
フンを取り除いた後、もう一度消毒液を吹きかけて5〜10分放置し、新しいキッチンペーパーで拭き取ります。
STEP6:フンがあった場所を水拭きする
消毒後、水拭きで仕上げます。
STEP7:後片付けと手洗い
使用したものの処理:
- キッチンペーパー・手袋・マスク:ゴミ袋に二重に密封して廃棄
- 手袋は内側が表に出ないよう裏返しにして外す
- 長袖・エプロンなど:水洗いしてから洗濯
手洗い: 石鹸で30秒以上しっかり洗い、アルコール消毒も行う。
掃除後2週間は体調を観察する: 発熱・腹痛・発疹などの症状が出た場合は、医療機関を受診して「ネズミのフンに触れた可能性がある」と伝えてください。
やってはいけないNG行動
❌ 掃除機で吸い取る
**最もやりがちなNG行動です。**掃除機の内部でフンが粉砕され、排気口から病原菌が空気中に広がります。絶対に使用しないでください。
❌ 素手で触る
フンに含まれる病原菌が手から口・目に入り感染するリスクがあります。
❌ ほうきで掃く
フンが舞い上がって病原菌が拡散します。
❌ フンだけ掃除して安心する
フンを掃除してもネズミが住み着いている限り、フンは何度でも増え続けます。フンの掃除はあくまで応急処置です。
❌ 妊婦・免疫が低下している人が掃除する
妊娠中はネズミのフンに含まれる病原菌により流産・早産のリスクがあります。授乳期も同様です。別の人に任せるか、業者に依頼してください。
フンを見つけた場所別の追加チェック
キッチンでフンを見つけた場合
食品が汚染されている可能性があります。以下を確認してください。
- 袋に穴が開いていないか・かじり跡がないか
- 食べかすが散乱していないか
- ネズミに触れた可能性のある食品はすべて廃棄する
天井裏・押し入れでフンを見つけた場合
天井裏のフンは量が多く、長期間蓄積していることがあります。広範囲の場合は業者への依頼を検討してください。
子ども部屋・寝室でフンを見つけた場合
子どもやペットがいる場合は特に危険です。すぐに子ども・ペットをその部屋から遠ざけ、早急に対処してください。
フンを見つけた後に必ずやること
フンの掃除はあくまで応急処置です。根本的な解決のために以下を実施してください。
① ネズミの駆除を始める
粘着シート・毒餌をネズミの通り道(壁際・黒い油汚れのある場所)に設置します。
→ 詳しくは「ネズミを見つけたら最初にやること」をご覧ください。
② 食料を密閉する
食品はすべて密閉容器か冷蔵庫へ。ネズミのエサを断つことが重要です。
③ 侵入口を特定・封鎖する
ラットサイン(黒い油汚れ)を追って侵入口を特定し、金属たわし・防鼠パテで封鎖します。
→ 詳しくは「ネズミの侵入経路と塞ぎ方」をご覧ください。
業者に依頼すべきケース
以下の場合は専門業者への依頼を検討してください。
- フンが大量に蓄積している(天井裏・床下)
- 広範囲にフンが散らばっている
- 自分で対策しても2週間改善しない
- 妊婦・免疫が低下している人がいる家庭
- ダニによるかゆみなど二次被害が出ている
業者は清掃・消毒・駆除・侵入口封鎖をまとめて対応してくれます。
→ 詳しくは「ネズミ駆除の費用相場」をご覧ください。
まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| フンの見分け方 | 大きさ・形・場所でネズミの種類を特定 |
| 最重要準備 | マスク・手袋・ゴーグルを着用 |
| 掃除の手順 | 消毒液スプレー→5分待つ→拭き取り→再消毒 |
| 絶対NG | 掃除機・素手・ほうき |
| 掃除後 | 2週間は体調を観察する |
| 根本解決 | 駆除+侵入口封鎖が必須 |
フンの掃除は正しい方法で行えば安全にできます。ただし掃除だけでは根本解決にならないため、必ず駆除・侵入口封鎖とセットで対処してください。
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よくある質問(FAQ)
Q1. ネズミのフンを素手で触ってしまいました。どうすればいいですか?
すぐに石鹸で30秒以上丁寧に手を洗い、アルコール消毒をしてください。目や口に触れた可能性がある場合は医療機関に相談してください。その後2週間は体調の変化に注意してください。
Q2. ネズミのフンと乾燥した食べかすの見分け方は?
ネズミのフンは黒〜こげ茶色・米粒大〜それ以上の大きさで、細長い楕円形をしています。独特のアンモニア臭がすることもあります。疑わしい場合は素手で触れず、マスク・手袋を着用して処理してください。
Q3. フンが1粒だけあります。ネズミがいると思っていいですか?
1粒でもネズミがいる可能性があります。ネズミは移動しながらフンをするため、1粒見つかれば他にも落ちているはずです。壁際・収納の奥・天井裏の入り口周辺を重点的に確認してください。
Q4. 天井裏にフンがあります。自分で掃除できますか?
天井裏のフンは量が多い場合・高所での作業が必要な場合は業者に依頼することをおすすめします。自分で行う場合は防護装備を完全に着用し、フンに直接触れないよう注意してください。
Q5. フンを掃除したのにまたフンが増えています。どうすればいいですか?
ネズミが住み着いている限りフンは増え続けます。掃除だけでは根本解決になりません。粘着シート・毒餌で駆除を始め、侵入口を封鎖することが必要です。自力での対策に限界を感じたら業者に相談してください。
Q6. ネズミのフンがついた食品は食べても大丈夫ですか?
絶対に食べないでください。ネズミのフン・尿・体が触れた食品はサルモネラ菌など複数の病原菌に汚染されている可能性があります。すべて廃棄してください。
Q7. 掃除後に消毒はどの程度まで必要ですか?
フンがあった場所だけでなく、ネズミが通った可能性のある壁際・床全体・収納内部まで消毒することをおすすめします。特にキッチンは食品を扱う場所のため念入りに消毒してください。

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