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「家でシロアリを見つけた!どうすればいい?」 「とりあえず殺虫剤をかけてもいい?」 「今すぐパニックにならず、何から始めればいい?」
シロアリを発見したとき、多くの方が思わず殺虫剤を手に取ります。しかし**これが最大の間違いです。**市販の殺虫剤はシロアリを巣ごと分散させ、被害を拡大させてしまいます。
まず落ち着いて、この記事の手順通りに行動してください。適切な応急処置をすれば被害を最小限に抑えられます。
最初に知っておくべき重要な事実
目の前にいるシロアリは全体のほんの一部です。
シロアリは地中・木材の内部に数万〜数十万匹のコロニー(巣)を作って生活しています。室内で見かける個体はその極わずかに過ぎません。見えているシロアリを駆除しても、巣ごと根絶しなければ問題は解決しません。
また、**シロアリ被害の進行は火災のように急速ではありません。**発見したからといってパニックになる必要はなし。まず落ち着いて以下の手順で行動してください。
STEP1:写真を撮る【最初にやること】
応急処置の前に必ずスマホで写真を撮ってください。
写真を撮る理由:
- シロアリの種類を特定するための重要な証拠になる
- 専門業者が侵入経路・巣の位置を特定しやすくなる
- 日本の主要なシロアリ(ヤマトシロアリ・イエシロアリ・アメリカカンザイシロアリ)では駆除方法が異なる
撮影ポイント:
- シロアリ本体(色・大きさ・羽の有無)
- 発見した場所の全体
- 周辺の木材・床・壁の状態
- 蟻道(土でできたトンネル状の跡)があれば必ず撮影
可能であればシロアリを数匹ポリ袋に保管しておくと、業者が種類を正確に判定できます。
STEP2:絶対にやってはいけないこと
❌ 市販の殺虫剤をかける【最大のNG】
市販の殺虫剤には「ピレスロイド」などの忌避成分が含まれています。これをかけると、シロアリが危険を察知して巣を別の場所に移動させてしまいます。
結果:
- シロアリが家の別の部屋・別の場所に分散する
- 被害範囲が一気に拡大する
- その後のプロによる駆除が極めて困難になる
たとえシロアリの大群を目の前にしても、殺虫剤は絶対に使わないでください。
❌ 蟻道を壊す
蟻道はシロアリが移動するトンネルです。壊すとシロアリが刺激を受けて分散・逃走します。業者が来るまでそのままにしておいてください。
❌ 放置する
「少ししたらいなくなるかも」という考えは禁物です。シロアリ被害は放置するほど悪化します。
STEP3:応急処置をする
1〜2匹の場合
① 粘着テープで捕まえる シロアリは皮膚呼吸をするため、テープにくっつくだけで死んでしまいます。捕まえたら保管しておきましょう(種類特定のため)。
② 掃除機で吸い取る シロアリは非常に弱い生き物のため、掃除機の風圧で死にます。吸い取った後はごみ袋にまとめて可燃ごみとして処分できます。
③ 熱湯をかける(水回りで発見した場合) シロアリは20〜25℃の環境を好むため、70〜100℃の熱湯をかけると死にます。風呂場・キッチンなど水回りで発見した場合に有効です。
大量発生している場合
ポリ袋で出口を塞ぐ 床の隙間など発生元にポリ袋を被せ、テープで袋の口をしっかり固定します。「シロアリを逃がさない」ことが最重要です。逃げたシロアリは別の場所で巣を作り始めます。
羽アリが大量発生した場合
窓や照明付近に羽アリが大量発生した場合は以下を行ってください。
- 窓・換気口を閉める(外からの追加流入を防ぐ)
- 照明を消す(光に集まる性質があるため)
- 掃除機で吸い取る
- 写真を撮ってから業者に連絡する
羽アリを室内で大量に発見した場合、すでに床下に数万匹のコロニーが存在している可能性が高いです。
STEP4:被害範囲を自分で確認する
応急処置の後、被害の状況をざっくり把握しておきましょう。業者に伝えると調査が効率的になります。
セルフチェックリスト
音・感触:
- [ ] 床を歩くと「ギシギシ」「ミシミシ」と音がする
- [ ] 床が「ふかふか」「ぶかぶか」と沈む感じがある
- [ ] 壁・柱を叩くと「ポコポコ」と空洞音がする
見た目:
- [ ] 床下・基礎に茶色いトンネル状の蟻道がある
- [ ] 壁紙にシワ・膨らみ・変色がある
- [ ] ドア・窓がゆがんで開け閉めしにくい
- [ ] 木材の表面にシロアリの食べた跡・小さな穴がある
当てはまる項目が多いほど被害が進行している可能性があります。
STEP5:専門業者に連絡する【最重要】
応急処置はあくまで「一時的な対処」です。根本的な解決には専門業者による駆除が必須です。
業者に連絡するタイミング
| 状況 | 連絡の緊急度 |
|---|---|
| 室内で羽アリが大量発生した | 🔴 今すぐ |
| 床下・木材にシロアリを発見した | 🔴 今日中に |
| 床がきしむ・空洞音がする | 🟡 今週中に |
| 蟻道だけ発見した(シロアリ不在) | 🟡 今週中に |
業者選びのポイント
- 日本しろあり対策協会加盟業者を選ぶ
- 無料の床下点検を行っているか確認
- 複数業者から相見積もりを取る(1社だけは危険)
- 施工後の保証期間・内容を確認する
- 「しろあり防除施工士」の資格を持つ業者を選ぶ
賃貸住宅の場合
シロアリ駆除費用は多くのケースで大家(オーナー)負担となります。すぐに管理会社・大家に連絡し、対応を依頼してください。放置すると建物被害が拡大し、後のトラブルになります。
過去5年以内に防除処理をしている場合
以前依頼した業者の保証期間内であれば、無償または割引料金で再処置してくれる可能性があります。まず以前の業者に確認してください。
まとめ:発見から業者連絡までのフロー
シロアリを発見!
↓
① まず写真を撮る(種類特定のため)
↓
② 殺虫剤は絶対に使わない
蟻道も壊さない
↓
③ 応急処置
少量→粘着テープ・掃除機・熱湯
大量→ポリ袋で出口を塞ぐ
↓
④ 被害範囲のセルフチェック
↓
⑤ 専門業者に連絡・床下無料点検を依頼
↓
⑥ 複数業者から相見積もり
↓
本格的な駆除開始
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よくある質問(FAQ)
Q1. シロアリに殺虫剤をかけてしまいました。どうすればいいですか?
すでに使ってしまった場合は、なるべく早く専門業者に連絡し「殺虫剤を使用した」と正直に伝えてください。業者は状況に応じた適切な対処法を提案してくれます。早期対応でダメージを最小限に抑えられます。
Q2. 1〜2匹しか見つかりませんでした。大丈夫ですか?
安心はできません。目に見えるシロアリはコロニー全体のごく一部です。1〜2匹でも床下に大きな巣が存在している可能性があります。写真を撮って専門業者に床下点検を依頼してください。
Q3. シロアリとクロアリの見分け方は?
触角の形・胴体のくびれ・羽の大きさで見分けられます。シロアリは触角がまっすぐ・胴体にくびれがない・前後の羽が同じ大きさです。クロアリは触角が「く」の字・胴体にくびれがある・前の羽が後ろより大きいです。
Q4. 羽アリを発見しましたが、シロアリですか?
発生時期で判断してください。4〜5月の午前中に発生→ヤマトシロアリの可能性が高い。6〜7月の夕方〜夜に発生→イエシロアリの可能性が高い。室内で大量発生した場合はほぼシロアリと考えて早急に業者に連絡してください。
Q5. 業者の床下点検は無料ですか?
多くの専門業者が無料で床下点検を行っています。点検だけして駆除しないことも可能です。ただし悪質業者もいるため、日本しろあり対策協会加盟業者など信頼できる業者を選んでください。
Q6. 発見してからどのくらいで業者に連絡すればいいですか?
室内で羽アリが大量発生した場合は当日中、それ以外の場合も今週中に連絡することをおすすめします。シロアリ被害は時間が経つほど被害範囲が広がり、駆除費用が高くなります。早期対応が費用を最小限に抑えます。
Q7. 自分でシロアリを駆除することはできますか?
市販の薬剤でも部分的な駆除は可能ですが、床下・壁内部の巣全体を駆除するには専門知識と専用機材が必要です。不完全な駆除は巣の分散・再発の原因になるため、専門業者への依頼をおすすめします。

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