「家の軒下や屋根裏にコウモリが住み着いた…駆除費用はいくらかかるの?」 「自分でコウモリを追い払うことはできる?」
そんな疑問を持つ方に向けて、2026年最新のコウモリ駆除費用の相場から、法律上の注意点、失敗しない業者の選び方まで徹底解説します。
結論から言うと、コウモリ駆除の費用相場は1箇所あたり2万〜3万円、全体では5万〜20万円程度が目安です。ただし、コウモリは鳥獣保護管理法で守られているため、捕獲・殺傷は法律違反になります。必ず専門業者に依頼しましょう。
そもそもコウモリとは?日本に住み着くコウモリの種類
日本の住宅に最もよく住み着くのは**アブラコウモリ(イエコウモリ)**です。体長わずか4〜6cmと小さく、1cm程度の隙間があれば侵入できるため、気づかないうちに住み着いていることが多い害獣です。
アブラコウモリの特徴:
- 体長4〜6cm・体重5〜10g程度
- 夜行性で、日没後に活動する
- 1cm程度の隙間から侵入できる
- 同じ場所でフンをする習性がある
- 繁殖期は6〜8月(1回に1〜2頭出産)
- 帰巣本能が非常に強い
コウモリが住み着く主な場所
- 屋根裏・天井裏
- 軒下・瓦の隙間
- 換気口・通気口
- エアコン室外機の配管周り
- 外壁のひび割れ・隙間
- シャッターボックスの内部
コウモリ被害のサイン
以下のサインがあればコウモリが住み着いている可能性があります。
気づくべきサイン:
- エアコン室外機や通気口の下に**黒くて細長い粒(フン)**が落ちている
- 夕暮れ時に家の周りをコウモリが飛び回っている
- 夜間に天井裏からカリカリ・バタバタという音がする
- 軒下や換気口付近に茶色いシミや汚れがある
- 部屋の中にコウモリが迷い込んでくることがある
コウモリが引き起こす被害
① フン・尿による被害
コウモリは同じ場所でフンをする習性があり、大量のフンが蓄積します。フンは乾燥すると粉末状になり、空気中に舞い上がります。コウモリのフンや尿にはサルモネラ菌・ヒストプラズマ症などの病原体が含まれており、健康被害を引き起こす可能性があります。
② 建物へのダメージ
フンや尿が天井板・断熱材に染み込むことで腐食・カビが発生します。長期間放置すると天井が変色・変形し、最悪の場合は修繕が必要になります。
③ 騒音・臭い
夜間に天井裏を動き回る音や、フンの臭いが室内に漏れることで生活に支障が出ます。
④ 二次被害
コウモリに寄生しているダニ・ノミが室内に侵入し、人間を刺すケースもあります。
コウモリ駆除の費用相場【2026年最新】
コウモリ駆除の費用は、駆除箇所の場所や数、被害の程度によって大きく異なります。
駆除箇所別の費用目安
| 駆除箇所 | 費用目安 |
|---|---|
| 通気口・換気口(1箇所) | 1万〜3万円 |
| 軒下・瓦の隙間 | 2万〜5万円 |
| 天井裏(高所作業車使用) | 10万〜20万円 |
| 天井裏(足場設置が必要) | 25万〜40万円以上 |
作業内容別の費用内訳
| 作業内容 | 費用目安 |
|---|---|
| 現地調査・見積もり | 無料〜1万円 |
| 追い出し・忌避処理 | 2万〜5万円 |
| 侵入口の封鎖(1箇所) | 1万〜3万円 |
| フン清掃・消毒 | 5,000円〜1万円 |
| 足場設置 | 15万〜25万円 |
| 全体の目安(一般住宅) | 5万〜20万円 |
実際の平均費用は約13万円
実際の施工実績によると、コウモリ駆除の平均費用は約13万円です。ただし3〜6万円で収まるケースも多く、被害が軽度であれば比較的安価に対応できます。
費用が高くなる4つのポイント
① 高所作業・足場設置が必要な場合
コウモリは屋根や軒下など高い場所に住み着くことが多く、高所作業が必要になるケースが多いです。
- 高所作業車で対応できる場合:追加費用は比較的抑えられる
- 足場の設置が必要な場合:足場代だけで15万〜25万円かかり、総額40万円以上になることも
足場設置が必要かどうかは、事前に業者に外観写真を送って確認してもらいましょう。
② 侵入口が多い場合
コウモリは1cm程度の隙間から侵入できるため、古い家屋では侵入口が10箇所以上見つかることもあります。封鎖箇所が増えるほど費用が高くなります。
③ 放置期間が長い場合
長期間放置するほどコウモリの数が増え、フンの量も増加します。清掃・消毒の範囲が広がり、費用が跳ね上がります。
④ コウモリの数が多い場合
個体数が多いほど追い出し作業に時間がかかり、費用が高くなります。繁殖期(6〜8月)を過ぎてから対応すると個体数が増えている可能性があるため、早期発見・早期対応が重要です。
⚠️ 重要:コウモリを自分で捕獲・殺傷するのは違法!
コウモリは鳥獣保護管理法によって保護されており、許可なく捕獲・殺傷することは法律違反です。
違反した場合:1年以下の懲役または100万円以下の罰金
自分でできること・できないこと
| 作業 | 自力 | 理由 |
|---|---|---|
| 追い出し(忌避剤使用) | ✅ 可能 | 法律上問題なし |
| 侵入口の封鎖 | ✅ 可能 | ただし完全封鎖は困難 |
| 捕獲・殺処分 | ❌ 違法 | 鳥獣保護管理法違反 |
| フンの清掃 | ✅ 可能 | ただし感染リスクあり |
自分でできる応急処置
完全駆除は業者に任せるとして、被害を広げないための応急処置は自分でできます。
効果的な方法
- 忌避剤(スプレー・ジェルタイプ)を設置する コウモリが嫌がる成分が含まれた忌避剤を侵入口付近に設置します。ただし効果は一時的で、根本解決にはなりません。
- 強い光を当てる コウモリは明るい場所を嫌います。LEDライトを設置することで一時的に追い払えます。
- CDやアルミホイルを吊るす 光と超音波を反射させる効果があります。
- 明らかな侵入口を金網で塞ぐ ただし、コウモリが内部にいる状態で塞ぐと閉じ込めてしまうため注意が必要です。
⚠️ 注意点
- 燻煙剤(バルサンなど)はコウモリには効果がありません
- 蚊取り線香も逆効果になる場合があります
- 内部にコウモリがいる状態で侵入口を塞ぐのは危険です
くらしのマーケットでの費用目安
くらしのマーケットでのコウモリ駆除費用の相場は1箇所あたり1万円〜5万円で、最安値8,000円〜利用できます。複数の業者を料金・口コミ・保証内容で比較できるため、3社以上の見積もりを取ることをおすすめします。
失敗しない業者の選び方
✅ 良い業者の特徴
- 現地調査・見積もりが無料
- 料金・作業内容が項目ごとに明確
- 再発保証がある(1年以上が理想)
- 自社施工(下請けを使わない)
- 口コミ・実績が豊富
- 鳥獣保護法に則った適切な対応をしてくれる
- 損害保険に加入している
- 電話・メールの対応が迅速
❌ 注意すべき業者の特徴
- 電話口で具体的な金額を断言する
- 現地調査なしで見積もりを出す
- 「今すぐ契約で割引」など契約を急かす
- 見積もりに「鉄筋足場」が含まれている(不要なケースが多い)
- 保証がない、または保証が有料オプション
- 一式料金のみで内訳が不明
賃貸の場合はどうすればいい?
賃貸住宅でコウモリが発生した場合は、まず管理会社・大家に連絡することが重要です。
建物の構造上の問題(隙間・老朽化など)が原因の場合は、管理側の責任範囲として駆除費用を負担してもらえる可能性があります。勝手に業者を呼んで費用を請求するとトラブルになる場合があるため、必ず事前に相談しましょう。
駆除後の再発防止策
コウモリは帰巣本能が非常に強く、同じ場所に戻ってくる習性があります。駆除後の再発防止が非常に重要です。
- 5mm以上の隙間をすべて封鎖する(コウモリは1cmで侵入可能)
- 定期的に外壁・屋根を点検する
- 換気口・通気口に金網を設置する
- 忌避剤を定期的に交換・補充する
▼ 他の害獣・害鳥駆除の費用も確認する
・ハクビシン駆除の費用相場
・イタチ駆除の費用相場
・ネズミ駆除の費用相場
・鳩駆除の費用相場
まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 費用相場(1箇所) | 2万〜3万円 |
| 全体の費用目安 | 5万〜20万円 |
| 足場が必要な場合 | 40万円以上になることも |
| 捕獲・殺傷 | 法律違反(罰金100万円以下) |
| 自力でできること | 追い出し・忌避剤のみ |
| 業者選びのポイント | 保証あり・自社施工・相見積もり |
| 費用を抑えるコツ | 早期発見・足場不要の業者を選ぶ |
コウモリは放置すればするほど数が増え、被害も費用も拡大します。フンや音に気づいたら、まず無料の現地調査を依頼して、プロに状況を確認してもらいましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. コウモリを自分で捕まえてもいいですか?
いいえ、法律違反になります。コウモリは鳥獣保護管理法により保護されており、許可なく捕獲・殺傷することは禁止されています。違反した場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられます。追い出しは自分でできますが、捕獲・殺傷は必ず専門業者に依頼してください。
Q2. コウモリのフンを自分で掃除してもいいですか?
掃除自体は可能ですが、感染リスクがあるため十分な防護が必要です。必ずマスク・手袋・ゴーグルを着用し、乾燥したフンを直接触らないようにしましょう。広範囲に及ぶ場合や屋根裏での作業は、専門業者に依頼することをおすすめします。
Q3. コウモリ駆除中は家を空ける必要がありますか?
作業場所は天井裏や屋根の上がメインとなるため、基本的に家を空ける必要はありません。当日は普段通りで問題ありませんが、作業スペースの確保については業者に事前確認しておきましょう。
Q4. 駆除後にコウモリが戻ってくることはありますか?
コウモリは帰巣本能が非常に強いため、侵入口の封鎖が不完全だと戻ってきます。再発保証がある業者を選び、侵入口を完全に封鎖してもらうことが重要です。
Q5. 費用を安く抑えるコツはありますか?
最も重要なのは早期発見・早期対応です。被害が小さいうちに対応すれば、清掃・消毒費用を抑えられます。また、足場が不要な業者を選ぶこと、3社以上で相見積もりを取ることも有効です。足場の代わりに高所作業車を使用できるか業者に相談してみましょう。
Q6. 繁殖期にコウモリを追い出してもいいですか?
繁殖期(6〜8月)は子コウモリが巣にいる可能性があり、駆除が困難になるケースがあります。この時期に追い出すと、動けない子コウモリが残されてしまう可能性があります。繁殖期前(4〜5月)か繁殖期後(9〜10月)に対応するのが理想的です。
Q7. 補助金・助成金は使えますか?
自治体によっては害獣駆除に対する補助金制度を設けている場合があります。お住まいの市区町村の役所に問い合わせて確認してみましょう。また、火災保険の内容によっては駆除費用が補償される場合もありますので、加入している保険会社にも確認することをおすすめします。

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